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東京都内の救急搬送のデータでは、令和6年に「ころぶ」事故で運ばれた高齢者は73,500人で、住宅で転んだ人の9割以上は屋内でした。見守りに使うスマートウォッチは、転んだことや助けが要ることを、家族や緊急通報サービスに知らせる道具です(転倒を防ぐものではありません)。
この記事では、楽天市場で買える見守りに使えるスマートウォッチ9台を、転倒の検知・SOS・通信の方法・対応スマホ・電池の持ちなど、楽天市場の商品ページとメーカーの情報で比べました(実際に使った感想ではありません)。
目的別のおすすめ(コスパ最強はどれ?)
価格は楽天市場の価格です。
見守りに使うスマートウォッチの選び方
転倒の検知は機種で中身が違う
「転倒検知」と書かれていても、中身は同じではありません。日常の転倒を検知して自動で通報する機種、スマホとつないでいるときに転倒を検知して知らせる機種、屋外の運動の記録中だけ事故を検知して家族に位置を送る機種、転倒の検知を確かめられない機種(SOS は自分で操作)があります。
| 方式 | 転んだあと | 知らせる先 |
|---|---|---|
| 日常の転倒を検知して自動で通報 | 反応が無い状態が続くと、約1分半後(計算値)に自動で発信 | 緊急通報サービス(119番など)。緊急連絡先にも位置 |
| スマホとつないでいるときに転倒を検知 | 応答が無いと自動で知らせる(待ち時間の記載なし) | 緊急連絡先(機種によって緊急通報も)。特定のメーカーのスマホが必要な機種もある |
| 屋外の運動の記録中だけ事故を検知 | 15秒後に自動で送信(その間は取り消せる) | 緊急連絡先(家族)だけ。緊急通報サービスには連絡しない |
どの方式も、すべての転倒を検知できるわけではありません。SOS の操作も本人と一緒に確かめておきましょう。
親のスマホと、スマホが近くに無いとき
対応するスマホは機種で決まっているので、まず親のスマホを確かめます(比較表の「対応スマホ」の欄)。
スマホ経由の機種は、スマホが近くに無い・電源が切れているときは、SOS も通報もできません。ウォッチ単体で通信できる機種(LTE・eSIM)なら、スマホが手元に無くても発信できます。親がスマホを持っていないなら、家族のスマホで親のウォッチを設定できる機種に限られます。
月額の費用
単体で通信する機種は、通信会社のオプション料金が毎月かかります(例:月1,078円のプラン)。スマホ経由の機種は追加の月額はかかりません。
電池の持ちと画面
着けていなければ何も知らせられないので、充電の手間は大切です。メーカーの表示では、最大18〜24時間(毎日の充電が前提)、最長30〜40時間、約3〜4.5日、約10〜11日の機種があります。画面はインチ表示の機種で1.2〜1.82インチです。本人が充電と操作を続けられそうかを話し合っておきましょう。
使う前に家族で決めておくこと
- 連絡の流れ:緊急連絡先を登録し、知らせを受けた家族の誰が様子を見に行くかを決めておく。
- 誤って作動したとき:カウントダウン中に取り消す。
- スマホ経由の機種:スマホを近くに置き、電源を切らない。
- ほかの方法:ボタンで受信センターにつながる緊急通報システムを用意している市区町村があります。対象者や費用は自治体ごとに違うので、高齢者福祉の窓口で確かめましょう。
高齢者の見守りに使うスマートウォッチのおすすめ9選
価格の安い順に並べています。価格は2026年10月20日時点の楽天市場の価格(税込)で、2サイズある商品は小さいサイズの価格です。商品の特徴はメーカー(一部は販売店)の説明にもとづきます。転倒の検知は、どの機種もすべての転倒を検知するわけではありません。
| 商品 | 価格 | 転倒の検知 | SOS | 通信 | 対応スマホ | 電池の持ち | 月額 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 24,800円楽天市場Amazon | 転倒を検知(スマホ経由で通知。自分でオンにする) | あり(スマホ経由) | スマホ経由 | iPhone・Android | 約10日 | なし | |
| 2 | 27,066円楽天市場Amazon | 屋外の運動の記録中だけ(家族へ) | 援助要請で家族へ位置 | スマホ経由 | iPhone・Android | 約11日 | なし | |
| 3 | 52,800円楽天市場Amazon | 屋外の運動の記録中だけ(家族へ) | 援助要請で家族へ位置 | スマホ経由 | iPhone・Android | 約11日 | なし | |
| 4 | 56,600円楽天市場Amazon | 日常の転倒→自動で緊急通報 | サイドボタン長押し | LTE(単体で通信) | iPhone だけ | 最大18時間 | 通信会社の料金 | |
| 5 | 62,800円楽天市場Amazon | 日常の転倒→自動で緊急通報(スマホが近くに必要) | リューズ5回押し | スマホ経由 | Android だけ | 最長30時間 | なし | |
| 6 | 64,800円楽天市場Amazon | – | SOS 発信(eSIM なら単独で) | eSIM(単体で通信) | iPhone・Android | 約3日(42mm)/約4.5日(46mm) | 通信会社の料金 | |
| 7 | 67,800円楽天市場Amazon | 日常の転倒→自動で緊急通報(スマホが近くに必要) | リューズ5回押し | スマホ経由 | Android だけ | 最長40時間 | なし | |
| 8 | 67,980円楽天市場Amazon | あり(Galaxy のスマホとつないだときだけ) | あり(Galaxy のスマホが必要) | スマホ経由 | Android だけ(見守りは Galaxy のスマホ) | 最大30時間(常時表示) | なし | |
| 9 | 99,800円楽天市場Amazon | 日常の転倒→自動で緊急通報 | あり | LTE(単体で通信) | iPhone だけ | 最大24時間 | 通信会社の料金 |
01. HUAWEI HUAWEI WATCH FIT 5
転倒を検知すると救助が要るかを確かめ、スマホと Bluetooth でつながっていれば、スマホ経由で緊急通報や緊急連絡先への通知をします。この機能は自分でオンにする必要があり、衝撃の向きや強さによっては検知されないことがあります。
電池は通常の使い方で約10日、本体は約27g(ベルトを含まず)です。スマホが近くに無いと通報できません。
| 楽天の価格 | 24,800円 |
|---|---|
| 転倒の検知 | 転倒を検知(スマホ経由で通知。自分でオンにする) |
| SOS | あり(スマホ経由) |
| 通信 | スマホ経由 |
| 対応スマホ | iPhone・Android |
| 電池の持ち | 約10日 |
| 月額 | なし |
| 画面 | 1.82インチ |
| 防水 | 5ATM |
向いている人:手ごろな価格で、転倒の知らせと長い電池の持ちを両方ほしい人
02. Garmin vívoactive 5
電池は約11日(省電力モードで約21日)です。家族は無料のアプリで心拍数・睡眠・歩数などを見られます(親のスマホとの同期が必要)。
事故の検知は一部の屋外の運動を記録しているときだけで、知らせる先は緊急連絡先です。メーカーは「補助的な機能」とし、緊急サービスには連絡しないとしています。
| 楽天の価格 | 27,066円 |
|---|---|
| 転倒の検知 | 屋外の運動の記録中だけ(家族へ) |
| SOS | 援助要請で家族へ位置 |
| 通信 | スマホ経由 |
| 対応スマホ | iPhone・Android |
| 電池の持ち | 約11日 |
| 月額 | なし |
| 画面 | 1.2インチ |
| 防水 | 5ATM |
向いている人:充電の回数を減らし、家族が普段の様子も見たい人
03. Garmin vívoactive 6
電池は約11日(常時表示オンで約5日)、本体は23gです。
援助要請と事故の検知の仕組みは vívoactive 5 と同じです。家族が普段の様子を見るアプリの機能は、メーカーの対応機種の一覧に載っていません。
| 楽天の価格 | 52,800円 |
|---|---|
| 転倒の検知 | 屋外の運動の記録中だけ(家族へ) |
| SOS | 援助要請で家族へ位置 |
| 通信 | スマホ経由 |
| 対応スマホ | iPhone・Android |
| 電池の持ち | 約11日 |
| 月額 | なし |
| 画面 | 1.2インチ |
| 防水 | 5ATM |
向いている人:どちらのスマホでも使える軽い機種を選びたい人
04. Apple Apple Watch SE 3(GPS + Cellular)
転んで反応が無いと自動で緊急通報し、緊急連絡先に位置を送ります。55歳以上で設定すると転倒検出は自動でオンになります。
電池は最大18時間で、毎日の充電が前提です。家族の iPhone で親のウォッチを設定する「ファミリー共有設定」には、対応する通信会社の契約が要ります。44mm は62,000円です。
| 楽天の価格 | 56,600円 |
|---|---|
| 転倒の検知 | 日常の転倒→自動で緊急通報 |
| SOS | サイドボタン長押し |
| 通信 | LTE(単体で通信) |
| 対応スマホ | iPhone だけ |
| 電池の持ち | 最大18時間 |
| 月額 | 通信会社の料金 |
| 画面 | 40mm 759mm²/44mm 977mm² |
| 防水 | 50m |
向いている人:親か家族が iPhone を使っている人
05. Google Pixel Watch 5(41mm)Wi-Fi モデル
激しい転倒を検出し、応答が無いと自動音声で緊急サービスへ発信します。日本でも使える機能です。
Wi-Fi モデルなので、転倒の検出も SOS も、ペア設定したスマホが近くにあることが条件です。約15分で50%まで充電できます。
| 楽天の価格 | 62,800円 |
|---|---|
| 転倒の検知 | 日常の転倒→自動で緊急通報(スマホが近くに必要) |
| SOS | リューズ5回押し |
| 通信 | スマホ経由 |
| 対応スマホ | Android だけ |
| 電池の持ち | 最長30時間 |
| 月額 | なし |
| 画面 | 直径41mm |
| 防水 | 5ATM・IP68 |
向いている人:家の中の転倒も、自動で知らせたい人
06. HUAWEI HUAWEI WATCH 5
eSIM でウォッチ単独の番号を持てば、スマホが近くに無くてもウォッチから SOS を発信できます。ドコモ回線は使えません。
日本の公式の説明に転倒の検知の記載はありませんでした。節電モードなら46mmで約11日もちます。
| 楽天の価格 | 64,800円 |
|---|---|
| 転倒の検知 | – |
| SOS | SOS 発信(eSIM なら単独で) |
| 通信 | eSIM(単体で通信) |
| 対応スマホ | iPhone・Android |
| 電池の持ち | 約3日(42mm)/約4.5日(46mm) |
| 月額 | 通信会社の料金 |
| 画面 | 42mm 1.38インチ/46mm 1.5インチ |
| 防水 | 5ATM・IP69 |
向いている人:スマホ無しでも SOS を発信でき、電池が数日もつ機種がほしい人
07. Google Pixel Watch 5(45mm)Wi-Fi モデル
41mmと同じ機能で、電池は常時表示で最長40時間(バッテリーセーバーで最長72時間)です。
スマホが近くに必要な点も同じです。保証は1年です。
| 楽天の価格 | 67,800円 |
|---|---|
| 転倒の検知 | 日常の転倒→自動で緊急通報(スマホが近くに必要) |
| SOS | リューズ5回押し |
| 通信 | スマホ経由 |
| 対応スマホ | Android だけ |
| 電池の持ち | 最長40時間 |
| 月額 | なし |
| 画面 | 直径45mm |
| 防水 | 5ATM・IP68 |
向いている人:転倒の通報つきで、充電の間隔を少し空けたい人
08. Samsung Galaxy Watch9(Bluetooth)
激しい転倒を検知して応答が無いと、緊急連絡先に SOS のメッセージと現在地を自動で送ります。ただし Galaxy のスマホとつないだときだけの機能です。
電池は常時表示で最大30時間(使わなければ最大40時間)です。44mm は73,370円です。
| 楽天の価格 | 67,980円 |
|---|---|
| 転倒の検知 | あり(Galaxy のスマホとつないだときだけ) |
| SOS | あり(Galaxy のスマホが必要) |
| 通信 | スマホ経由 |
| 対応スマホ | Android だけ(見守りは Galaxy のスマホ) |
| 電池の持ち | 最大30時間(常時表示) |
| 月額 | なし |
| 画面 | 40mm 1.3インチ |
| 防水 | 5ATM・IP68 |
向いている人:親が Galaxy のスマホを使っている人
09. Apple Apple Watch Series 12(GPS + Cellular)
46mm の表示面積は1,196mm²で、SE 3 より大きめです。転倒の検知と通報の仕組みは SE 3 と同じです。
電池は最大24時間(低電力モードで最大38時間)。46mm は109,600円です。
| 楽天の価格 | 99,800円 |
|---|---|
| 転倒の検知 | 日常の転倒→自動で緊急通報 |
| SOS | あり |
| 通信 | LTE(単体で通信) |
| 対応スマホ | iPhone だけ |
| 電池の持ち | 最大24時間 |
| 月額 | 通信会社の料金 |
| 画面 | 42mm 970mm²/46mm 1,196mm² |
| 防水 | 50m・IP6X |
向いている人:大きめの画面で、単体で通信できる機種がほしい人
見守りに使うスマートウォッチのよくある質問
親のスマホが Android です。どれを選ぶ?
Android 12 以降なら、日常の転倒を自動で通報する Pixel Watch 5 が候補です。充電の回数を減らしたいなら、約11日もつ Garmin vívoactive 5 もあります(転倒の検知は屋外の運動の記録中だけ)。
親がスマホを持っていなくても使える?
家族が iPhone なら、単体で通信できるウォッチを家族のスマホで設定する仕組みがあります。対応する通信会社の契約と月額が要ります。
転んだら必ず通報される?
いいえ。すべての転倒を検知できるわけではなく、スマホ経由の機種はスマホが近くに無いと通報できません。SOS の操作も練習しておきましょう。
まとめ
見守りに使うスマートウォッチは、転倒の検知の中身、親のスマホの種類、スマホが近くに無くても使えるか、月額、電池の持ちで選びましょう。
迷ったら、3万円を切り、どちらのスマホでも使えて約11日もつ Garmin vívoactive 5 がコスパ最強です。家の中の転倒も自動で知らせたいなら Pixel Watch 5 が候補です。
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参考にした資料
- 東京消防庁「救急搬送データからみる高齢者の事故」
- 消費者庁「10月10日は『転倒予防の日』、高齢者の転倒事故に注意しましょう!」(2020年)
- 東京都北区「高齢者見守り・緊急通報システム」
- Apple サポート「Apple Watch で転倒検出を使う」
- Apple サポート「ファミリー共有設定」
- Apple「Apple Watch のモバイル通信」
- 楽天モバイル「Apple Watch ファミリー共有」
- Google Pixel Watch ヘルプ「転倒検出・緊急 SOS・緊急事態の共有」
- Google ストア「Pixel Watch 5 の仕様」
- Garmin「vívoactive 5 オーナーズマニュアル:事故検出」
- Garmin「健康見守り機能」
- HUAWEI サポート「緊急SOS」
- HUAWEI「HUAWEI WATCH 5」
価格は2026年10月20日時点の楽天市場の価格(税込)です。最新の価格・在庫は各商品ページでご確認ください。商品の仕様は楽天市場の商品ページとメーカーの公式情報をもとにしています。
