パワーグリップの使い方|付け方・巻き方と使う種目を初心者向けに解説

パワーグリップの使い方

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パワーグリップを買ったものの、「どっちが右?」「ベロはどう巻くの?」と迷う人は多いです。付け方を間違えると、手首が痛くなったり、バーから外れやすくなったりします。

この記事では、Versa Gripps・ALL OUT・STEADY など各メーカーの説明をもとに、付け方・巻き方・使う種目・注意点をまとめました。メーカーによって説明が違うところは、その違いも書いています。

目次

パワーグリップの使い方は3ステップ

流れは「手首に付ける → ベロをバーに巻く → ベロの上から握る」の3つだけです。慣れれば数秒で付けられます。それぞれのコツを順に説明します。

ステップ1:手首への付け方

パワーグリップの付け方:ベロを手のひら側にして手首に付ける(指1本入るくらいの締め具合)

左右を確かめる

パワーグリップは左右1組です。見分け方はメーカーで違います。

  • Versa Gripps:右用は手首パッドのすぐ下にラベルがある
  • STEADY:ベルトに「LEFT」の表記がある
  • 左右の指定がない商品:ベロの根元が削れている側を親指側にする(ALL OUT のマガジン)

手を通して、ベロを手のひら側に

輪に手を通し、ベロ(ゴムの部分)が手のひら側に来るようにします。指でベロを押さえながら、ベルトをリングに通してマジックテープで留めます。手首を回して、ベロのカーブが親指に沿う位置に合わせると握りやすくなります(Versa Gripps)。

締め具合は「指1本分のすき間」

パワーグリップは、リストラップのように手首をきつく固定する道具ではありません。人差し指が1本入るくらいがメーカーのすすめる締め具合です(ALL OUT・STEADY)。Versa Gripps も「しっかりフィットしつつ、手首の周りで楽に回る程度」としています。締めすぎるとベルトが食い込み、痛みやけがのもとになります。

付ける位置は手首の関節あたり

ALL OUT は、腕時計の位置ではなく手首の関節部分に巻くよう案内しています。一方で、関節の真上だと引いたときに痛むことがあるとして、指1本分ほど腕側にずらす方法も紹介しています。痛いときは少し位置を変えてみてください。

ステップ2・3:バーへの巻き方と握り方

ステップ2:ベロをバーの奥側から回す

パワーグリップの巻き方:ベロをバーの奥側から回して手前に折り返す

ベロが手のひらとバーの間に来るように、手のひらをバーに近づけます。バーの下(向こう側)にベロをくぐらせ、先端を手前(手のひら側)に折り返します。手のひらとベロでバーを挟む形になれば正解です。

ステップ3:ベロの上から握る

パワーグリップの握り方:ベロの上からいつもどおり握る

折り返したベロごと、いつもどおりバーを握ります。引くとベロがバーに固定されるので、力いっぱい握り込まなくて大丈夫です。最後に手首を少し内側に曲げてベロをピンと張ると、しっかり止まります(ALL OUT のマガジン)。外すときは、握りをゆるめればベロがバーから外れます(Versa Gripps)。

この巻き方は、Versa Gripps の公式の説明と ALL OUT の説明で同じです。何周巻くかを決めているメーカーの説明はなく、基本は1回バーに巻き込んで握る形です。

パワーグリップを使う種目

パワーグリップは、背中を鍛える引く種目で使うのが基本です。背中より先に握力が限界になるのを防ぎ、鍛えたい部位に集中しやすくなります。

種目使うとよい理由
デッドリフト重い重量を引くので、握力が先に尽きやすい
懸垂(チンニング)体重を支えながら引くので、前腕が先に疲れやすい
ラットプルダウン背中に集中しやすくなる
ロウ系(ベントオーバーロウ・ワンハンドロウなど)回数を重ねても握りが持ちやすい
シュラッグ重いダンベル・バーベルを持ち続けられる

ベンチプレスなどの押す種目は、メーカーで意見が分かれます。Versa Gripps・STEADY・ゴリラスクワッドなどは「手のひらの保護に使える」としていますが、ALL OUT のマガジンは「バーが太くなり重さの感覚が鈍る。手首の保護ならリストラップ向き」としておすすめしていません。

パワーグリップのよくある失敗

よくある失敗どうすればよいか
きつく締めすぎる指1本分のすき間を残す。しびれや痛みが出たら締めすぎ
サイズが大きすぎるマジックテープが合わずにずれる。手首周りを測ってサイズ表で選ぶ
関節の真上に巻いて痛む少し腕側にずらす
力いっぱい握り込むベロを張って、指先で支える程度に力を抜く
ゆるんだまま使う毎セット、ベルトがゆるんでいないか確かめる。懸垂中に外れると危ない
汗で濡れたまま使う滑りやすく、リングのさびの原因にも。乾いたタオルでふく

ALL OUT のマガジンは、毎回すべての種目で使うと握力や前腕が育ちにくくなる可能性があるとして、背中の日だけ使い、前腕は別の日に鍛える方法も紹介しています。

パワーグリップの手入れと保管

手入れの方法はメーカーによって違うので、買った商品の説明書に従うのが確実です。

  • 水洗い:Versa Gripps と STEADY は水洗いしないよう案内しています(Versa は洗うと保証の対象外)。ALL OUT のマガジンは、中性洗剤で軽く手洗いして陰干しする方法を紹介しています。どの商品も洗濯機は避けます
  • 使ったあと:汗をタオルでふき取り、風通しのよい日陰で乾かす。汗が残るとリングがさびる原因になります(STEADY)
  • 保管:直射日光・高温多湿の場所を避ける(STEADY)
  • 買い替えの目安:ベロの根元の亀裂やほつれ、マジックテープが弱くなった、ゴムがすり減ってツルツルになった、などは買い替えのサイン(ALL OUT のマガジン)

初めて買うならこの3つ

詳しい比べ方は「パワーグリップのおすすめ10選」でまとめています。ここでは初めての人が選びやすい3つを挙げます。価格は2026年10月12日時点の楽天市場の価格(税込)です。

商品価格サイズ(手首周り)ベロ(素材・長さ)
1U-Makes(ユーメイクス) パワーグリップU-Makes(ユーメイクス) パワーグリップ2,490円フリーサイズ(約14〜20cm)ラバー・約17×9cm
2ALL OUT(オールアウト) パワーグリップALL OUT(オールアウト) パワーグリップ2,980円XS 15cm以下/S 16cm以下/M/L 16〜20cm/XL 20〜23cmラバー(SCVラバー)・約16cm
3Versa Gripps(バーサグリップ) PROVersa Gripps(バーサグリップ) PRO11,280円XS 12.7〜15.2cm/S 15.2〜17.8cm/R/L 17.8〜20.3cm/XL 20.3cm〜独自のノンスリップ素材・約15.9cm
U-Makes(ユーメイクス) パワーグリップ

フリーサイズで手首周り約14〜20cmに対応し、サイズ選びで迷いません。手首だけでなくベロの先端と中央にもクッションが入っています。90日の品質保証付きです。

価格2,490円
サイズフリーサイズ(約14〜20cm)
ベロラバー・約17×9cm

向いている人:まず手頃な価格で試したい人

楽天市場で見る
ALL OUT(オールアウト) パワーグリップ

XS〜XLの4サイズから手首に合わせて選べます。ベロが自然に立ち上がる形で、片手でもバーに巻き付けやすくなっています。30日の返品保証(使用後も可)付きです。

価格2,980円
サイズXS 15cm以下/S 16cm以下/M/L 16〜20cm/XL 20〜23cm
ベロラバー(SCVラバー)・約16cm

向いている人:手首のサイズにきちんと合わせたい人

楽天市場で見る
Versa Gripps(バーサグリップ) PRO

この記事の巻き方の説明のもとにしたメーカーの商品です。米国製で、手首ストラップにアーチサポートが入っています。水洗いは保証の対象外なので、汚れは中性の洗剤でふき取ります。

価格11,280円
サイズXS 12.7〜15.2cm/S 15.2〜17.8cm/R/L 17.8〜20.3cm/XL 20.3cm〜
ベロ独自のノンスリップ素材・約15.9cm

向いている人:長く使える1本を選びたい人

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Amazonで探す場合

上の商品は、Amazonでも売られていることがあります。下のリンクは、商品名でAmazonを検索した結果を開きます。同じ商品か(容量・サイズ・型番)と価格は、Amazonのページでご確認ください。

パワーグリップの使い方のよくある質問

初心者はいつからパワーグリップを使えばいいですか?

ゴリラスクワッドは、背中の種目で握力が先に疲れる、前腕ばかり疲れる、重量が伸びにくい、といったときを使い始めの目安に挙げています。まずは軽い重量でフォームを覚え、握力が足を引っ張るようになったら取り入れるとよいでしょう。

左右がわかりません。

Versa Gripps は右用の手首パッドの下にラベル、STEADY はベルトに「LEFT」の表記があります。左右の指定がない商品は、ベロの根元が削れている側を親指側にします。

ベロは何周巻けばいいですか?

何周巻くかを決めているメーカーの説明はありません。基本は、バーの奥側からベロを回して手前に折り返し、その上から握る形です。

サイズの境目のときはどちらを選べばいいですか?

メーカーで案内が違います。Versa Gripps は境目ならサイズアップをすすめ、ALL OUT は付けてみて緩く感じるならサイズを下げるよう案内しています。買う商品のサイズ表と説明に従ってください。

まとめ

パワーグリップは、手首に指1本分のすき間を残して付け、ベロをバーの奥側から回して手前に折り返し、その上から握るのが基本です。力いっぱい握らず、引く種目で背中に集中するために使いましょう。

手入れや押す種目での使い方はメーカーで考え方が違うので、買った商品の説明書も確かめてください。これから選ぶ人は、パワーグリップのおすすめ10選も参考にしてください。

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価格は2026年10月12日時点の楽天市場の価格(税込)です。最新の価格・在庫は各商品ページでご確認ください。商品の仕様は各メーカーの公式情報をもとにしています。

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